Rちゃんは受験生。
昨日まで、ピアノと歌を
頑張ってきた。
保育士になるのが夢で
そのために、幼児教育のある大学を
志望している。
初めての出会いは、
4歳になる前の年少さんで
緊張した面持ちで
お母さんのうしろから
私を見つめていた。
「いっしょにピアノで遊ばない?」
まだまだ「ピアノレッスン」という
自覚がない時は
楽しいことしようか?と
遊びのお誘いをして導入する。
仲よくなればなるほど
Rちゃんは、自分らしく振舞った。
楽しい時は楽しく
つまらない時は不貞腐れ
気分がのらないと、ぬいぐるみに抱きつく。
小学校にあがると
練習できない、弾けない、焦れて
面白くないという
悪循環に陥った。
そして、小2の時
「ピアノ辞めます」と言ってきた。
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