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猫カフェ

今日は、午後から用事が早く終わり


「猫カフェ」に初めて行きました。
子どものころ猫を飼っていました。

かわいくて夢中になりました。
気ままな日常と
人に媚びない振る舞いは
いつも羨ましく
猫になりたいといつも思っていました。

私の部屋は二階にあり
塀から屋根をつたい
ベランダから入ってくるノラ猫を
「シロ」ちゃんと名付けて
餌付けしていました。

シロちゃんは、餌をねだりにくるのではなく
寒い冬になると暖を取りに
部屋を訪れました。

だから、夏の間はどこかを放浪し
木枯らしが吹くと
どこからかやってきます。

ある時、子猫をくわえてやってきました。
しかし、暖かくなると
いつの間か居なくなりました。

翌年には、お腹が大きいままやってきました。
部屋のベッドの奥下に
誰も近寄せず、子猫を産みました。
当然、お産はシロちゃんだけで
胎盤もすべてキレイに食べ
毛づくろいをしていました。

野生の動物です。
だから、引き締まった体に
ツヤのある毛並みがありました。

また、子猫をくわえて居なくなりました。

猫カフェの猫は
抱っこができませんが
撫でたり、じゃらしたりできます。

しかし、鼻が乾いて
毛触りもかさかさして
ぷよぷよした猫に
癒しを求めに来たのに
気の毒な気持ちになりました。