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ちがうお名前

体験レッスンでは

 仲よくなるために

今月は、プレレッスン期間にしています。
えんぴつのお仕事をしている時に
「〇〇ちゃん、自分のお名前書けるかな?」
 少し考えてから
「べつのなまえでもいい?」
思わず、私の中でその「べつのなまえ」が
駆け巡りました。
いった い、彼女の別の名前とは?
何を意味するのだろう?
聞いていた〇〇ちゃんという名前とは
全く違う呼び方をするのだろうか?
「べつのなまえ書ける?」
「うん!」
まさか、セカンドネームとか?
ニックネームか?

えんぴつを持ち、一画一画慎重に書きます。

 

「なるほど!!!」

 

漢字を使って、お名前を書いてくれました。

 

「ちがう(表記、表現で)名前を書く」ことを言っていたのです。

 

子どもは、幼い故に「本当に言いたいこと」が

説明できなかったり表現できなかったりします。

 

おとなになってから、あのときはこんな気持ちだったのに!

本当はこうだったのに!とあれこれ言われても

親にとってみれば

今さら感に困惑するばかり。

 

でも、どんなに幼くても

向き合うことを怠ってはいけないと

ちょっと気付かされました。