「あのね、せんせい」
10月最初の日曜日
川越市のあけぼのホールをお借りして
「おさらい会」を催しました。
今回は、少人数のため
ステージでの演奏ではなく
響きの良いお部屋を借り
普段のありのままのレッスンの成果を
披露することにしました。
演奏の他に、クイズコーナー、おやつ作り
ミニコンサート、抽選会と盛りだくさん。
グランドピアノを正面にして
丸テーブルと椅子を並べると
カフェのようになりました。
前半は、すべてベレンスという作曲家の作品
「旋律的小練習曲」Op.62
という連弾曲を生徒さん全員で
プリモという旋律のパートを
弾いていきます。
今回の目標は「響きを聴こう」
瑞々しいこのベレンスの曲集は
旋律が、「ドレミファソ」と5本の指で
弾けること。
左右とも同じ音を弾くので、
音符を読むのが易しいこと。
シンプルなメロディーに
生徒さんはピアノの音に集中して
まるで歌を歌うように演奏しています。
伴奏のセコンドは厚みがあり音楽的で、
メロディーを美しく歌わせる
味わい深いものばかりで
ピアノの初歩者にとって
音楽を奏でる感覚を引き出す魅力があります。
教室の中では
ふたりで「うっとり」浸れる至福の時間を
今日は
ちょっぴりトークを交えて
保護者の皆様に聴いていただきました。
ピアノに関係するクイズコーナー
ピアノにまつわるお話をさせていただき
休憩の後は
ソロの演奏です。
今レッスンで取り組んでいる曲や
学校の合唱祭の伴奏
試験のための試演など
普段の曲に真剣な表情が
一段と大人びて見えます。
弾き終わるとにっこり笑って、
あるいは、はにかみながら
拍手をして迎える
ご家族やお友達の座ってるテーブルへ
戻っていく姿は
いつものホールと違い
あたたかな気持ちになって
授業参観を思い出しました。
緊張感が解けた後
みんなで「プリンパフェ」のおやつを作り
お茶を飲みながら
本日ゲストMerry Fullerene
(メリーフラーレン)のお二人による
「歌とピアノの四季」
ミニコンサートを楽しみました。
彼女達は、オリジナル楽曲の他に
スタンダードジャズや童謡などを
自由な表現で演奏します。
途中で、アレンジってなに?アドリブって?
会場リクエストに応じて
「かえるのうた」をもとにレクチャー。
そして、実際に音楽が変身する
即興演奏をしていただきました。
最後は、ルーレットアプリで抽選会!
あっという間の2時間半でした!