はじめてのなつやすみ

一年生になったRくん
いつもは電車ですが
初めての夏休みに
ママと自転車で
レッスンにやって来ました。


Rくんは、入間市から通っているので
月2回1時間のレッスンです。

一年生になって、落ち着きが出てきました。
会話をしたり、お話しを聞いたり
えんぴつのおしごとも、
ずいぶん立派にできます。

今日のおしごと(レッスン)工程を
自分で決めてから取りかかります。


一本指奏法(?)のみで、ピアノと遊び
教本は、気分が乗ってる時に
じっくり取り組み
Rくんのペースを大事に
ずいぶん経ちますが、

目標は、一本ずつ指を動かして弾くこと。

お家の方の理解もあるので
焦らず、根気よく待ちます。

今日突然、五本の指で弾いてました。

音読み、楽譜と鍵盤位置のおしごとは
形を変えて、充分経験してきました。

ワークひとつとっても、
「読む」「書く」「色ぬり」
「クイズ形式」「色えんぴつクジ」
「タイムトライアル」など
一つの課題で、たくさん勉強できます。

「読む」➡︎「弾く」の流れに
近づいてきました。


自転車だと往復20㎞。
レッスンへの道のりも
冒険、探検の旅です。

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ライン@ やってます!

@qxm7107m

先日、お教室のライン@を

登録いただいた生徒さんの保護者様が
お一人増えました。
http://line.me/ti/p/%40qxm7107m
スマホをお持ちでない方
お持ちでも、ラインはちょっと
使いたくないとか、事情があると思いますが
 
ライン@は、普通のライングループとは違い
教室からのお知らせは、一斉送信できて
トークは、生徒さんと講師私自身との
やりとりになります。
また、誰が登録しているのかは
フォロワー(登録者さん)の数だけの表示で
わからないようになっています。
 
まだまだ、登録される方は少ないですが、
おうちのかたと私とトークできる
せっかくの機会ですので
お子さまのレッスン風景を
画像や動画でお知らせする試みを
考えています。
 
 
もちろん、今まで通りお手紙や連絡帳、
電話やメールでの連絡や相談でも大丈夫です。

わからないことがあれば、
なんでもおっしゃってくださいね。
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音楽の力

あなたにとっての音楽

昨日は、合唱の伴奏をしてきました。
一年に一度、秋の音楽祭のために
私は毎年夏になると伴奏のお手伝いに行きます。

団員のみなさんは、高齢の方が多く
ゆったりとしたペースで
月2回、お好きな曲を歌い
指揮者先生のご指導を受けています。

数年前、「音楽に救われたの」
そんな風に話しかけてきた
団員さんがいました。

70代の彼女は
思いがけないバイク事故で
気分がこの世の終わりかのように
沈んでいました。

それは、寒い雨の日
長く疲れた一日を終え、
重い足で帰宅しました。
軽い接触事故とはいえ、
拘束時間は長く
身体も心も冷え切っていました。

息子が彼女のために
温かい食事を作り
そして、炬燵で暖をとりながら
それをゆっくりと
食べました。

無言の空気の中
ふだんは観ないテレビをつけると
珍しく歌番組をやっていました。

心の重しが感じられる
深いため息をして
ぼんやりと眺めるうちに
いつの間にか
小さく一緒に歌っていました。
次第に心が落ち着いていきました。

彼女は、音楽はいいなと
私に告げました。

ゆっくり静かに語るお話しが
私の中へ染み入るようでした。

小さな生徒さんも
大人の生徒さんも
ピアノと音楽が
人生の小さな支えになるとうれしいな
と感じた一日でした。
 
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バルトークとジャズ

バルトーク「ミクロコスモス」
の教本セミナーで
他ではまず聞かれない、
でも美芽先生ならではというお話。
バルトークとジャズの関係
これを理論的に理解するには、
私の頭脳だと無理なのですが…
バルトークを弾くと
「ジャズっぽい」とか、
上原ひろみさんを聴くと
「バルトークっぽい」なんて感覚は、
よくにあるのです。
これは以前から
ライターである美芽先生が指摘していて、
 
私は「なるほど〜」とすごく共感をし、
上原ひろみさんを聴くたび、
 
「コレよ、これ!」
と悦に入り喜んでいたのでした。
先日のセミナーのさわりに、
上原さんの楽曲「SPARK」
を取り上げてくださり
それが
バルトークの影響を受けていて
曲のあちらこちら、随所に光る
バルトークテイスト。
いや、バルトークトラップ。
「好きな感覚」という、
感覚だけに頼って聴いていた私に、
ちゃんと理由と理論の裏づけがあるんだよ
と教えていただいた気がします。
音楽は感覚とか感性で聴いて
楽しむものだけど
やはり、
理論は音楽の深さと
ちゃんと音楽を伝えるためには必要。
しかも、わかるとうれしいし、楽しい。
ところで、
セミナーでいただいた資料の中に
バルトークの「中心軸システム」が
少し載ってたのですが
5度圏
(ドから数えて5度上の音ソ、また5度上レと
順に数える。C=ドを時計の12時に位置するとC→G→D→A→E→B→F♯7が6時にくる)
 
「12時と対称軸6時の二つの和音は、
同等の機能を持つ」
と、バルトークは言っています。
ジャズでは俗に「裏コード」と呼び
C7の裏コードはF♯7で
裏コードはドミナント進行の時に使うと
理論で教わった気がしました。
それって、
バルトークが言っていたことだったのね〜

~ ♪ ~ ~ ♪ ~ ~ ♪ ~ ~ ♪ ~ ~ ♪ ~

コードって?和音のことです!

ド、ミ、ソだとC メジャー。

 

ピアノで、好きな曲を一緒に弾いてみませんか?

コードも学べる『大人のピアノ』生徒さん募集中です!


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バルトークと珍味

食わず嫌いのバルトークとは?

子どもが幼少期の頃、
毎年夏には友人家族と佐渡へ行っていました。


殆ど人が居ない海岸に火をおこし
パパ達は潜ってサザエやアワビを採り
浜辺で焼いたり、
採れたてのアワビをお刺身にします。
(食べる分だけです。念のため)


もちろん、お刺身は美味しいですが、
ことのほかアワビの肝は新鮮で
子ども達のキモ争奪戦になります。

苦いとか、不味いとか、気持ち悪いとか
見た目で遠慮してしまいがちですが、
お腹を空かせて
海から上がってくる子ども達は
美味しいと食べます。
 

磯の香りの風味がなんとも言えない
贅沢な珍味だったなと
7月15日のバルトークセミナーで
昔のことを少し思い出しまた。


バルトークの「ミクロコスモス」は、
子ども用に書かれた教材にもかかわらず、
私達世代にとっては「教わりました」
という先生は、とても少ないです。

私はピアノを教え始めてから
バルトークの作品の魅力に気づき、
とても好きになりました。

ただ、レッスンに取り入れるには、
意識的に課題に入れておかないと
子ども達は食わず嫌いになってしまう
と感じていました。


そこで、講師である山本美芽先生の
「教本セミナー」で取り上げて下さった
バルトークの「ミクロコスモス」を
実際に皆さんと弾き合ったこの日
実に幅広くとても多くの収穫を得ました。


子どもにとって出会う音楽は、
古さも新しさも年代も国も無く、
初心者だからわからないだろうとか、
年代順にやるべきとか、
テクニカルな部分ではないところでは
区別がありません。


どの音楽に対しても、
子どもには先入観が無く、
「面白い」「不思議」「楽しい」
そんな柔らかな感性で出会ってます。

純粋な子どもの時期に、
バルトークを聴かせたら、弾かせたら、
きっと音楽の引き出しが増えるのではないか。
たとえ、出会う時期が早くても、
不味い味がしたとしても、
大人の味がわかる時が来るのではないか。


経験したのと、していなかったのでは
全く違うと思います。


子ども達のために出来るアイデアとして、
「ミクロコスモス」最初の方を
一緒に音読み、音当て、歌う、等の
ソルフェージュとして導入し、
使う事を考えてみました。


しかし、このセミナーで試みたことは
曲を片手ずつ2人で連弾する、
歌の部分と伴奏を
楽器を使い分担して弾いてみる、
カノン、反進行も分担する事で
音符の模様を意識できます。
音符模様を学習させる意図があるのでは?
との意見も聞かれました。

変拍子の拍をとるのも
遊びながらやると面白そうです。

なにも曲を必死になって取り組まなくても
バルトークの味わいは感じる事ができます。


一つの教材で色々なアイデアが出て
様々な使い方ができる
バルトークの「ミクロコスモス」を
知る事が出来て、
このセミナーに参加して
良かったと思いました。   

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飯能ステップ

はじめてのステップ

6月の最後の日曜日、

中2のSちゃんが

初めてステップに参加しました。

 

 

ステップというのは、
という団体が開催する
ピアノ学習者のための評価システムで、
全国各地で演奏されています。
 
 
なによりも生徒さんのレベルに合った曲で
挑戦できるのが魅力。
今回Sちゃんは、
期末テストと重なることを予想して
早くから計画を立てて準備をし
余裕を持って臨みました。
当日は、シゲルカワイSK-EXの50号機という
前々回のショパンコンクールで使用された
ピアノが搬入されており
優雅さと
優しい心地よい音色を
楽しみました。
ステップで行われた特別企画
室内楽の「トークコンサート」
「お話とピアノ」
そしてたくさんの
小さな生徒さんから
おとなの生徒さんまで
本当に多くの参加者がいらして
ピアノに向き合い、ステージに立ち
多くの学びと楽しさを感じられました。
Sちゃんは、アドバイザーの先生方の
直筆メッセージを大切に胸に抱え
合格の認定に喜び帰りました。
「緊張したけど、
すてきなピアノが弾けて楽しかった!」
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