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第3の目
2017年
2月
25日
土
うちのGチャン(義父)は
Gチャンの息子である夫を
「みーちゃん」と呼ぶ。
○○という名前があるのに
30年も前に他界した
Gチャンのすぐ上の兄、みーちゃんが
居候しているという設定で
みーちゃんは仕事へ行き
Gチャンの車を勝手に乗りまわし
モノを勝手に使う、と怒る。
毎回、
みーちゃんと呼ばれる夫は
諦めたような、でも嫌な顏をして
「オレは○○だよ!」と
いちいち訂正をしているが
先日、娘夫婦と夕ごはんを食べてる時に
「Gチャンは、ひょっとして
みーちゃんが見えてるんじゃないの?」
と娘が言い出した。
「ほら、背後霊みたいにさ、パパさんの
肩のところから顔出してるみーちゃんが
見えるんだよ(笑)」
そこから、室内楽の話しになり
演奏する時どんな視点、どんな意識をするか
声楽の娘は面白いことを言い出した。
歌は音を出す時、必ずイメージが必要で
高さ、強さ、柔らかいか、固いか
息の加減、軽いか、深いか、ニュアンス、
テクスチャー、etc
全部イメージをしてから、響きを出す。
「それなのにぃ〜ピアノってさ、
すぐ簡単に音が出ちゃうから
ちっとも、待ってくれないんだよね」
イメージしなくて考えないで
簡単に音が出せるって
信じられないらしい。
「いつもピアノを弾く時は
俯瞰して
響きをイメージする
くせをつけるといいよ」
「必ず、どう弾いてるかチェックする意味で
第3の目を頭の上の方にくっ付けるのよ。
さっき、Gチャンがみーちゃんを見るような
背後に誰か見ている感覚でもいいかな。
その目で、必ずどう弾いてるか、
響きが合ってるか」
「歌う時って、常にイメージしなきゃ
音出ないんだよ」
「できるなら、私の頭の中って
こういうイメージで、こんな音が鳴って
こんな感じなんですって
そっくりそのまま送りたいって思うよ。
でもさ、ピアノって
音のヴァリエーション貧困で
私なら、「ド」だけでも
ひとつに命かけるくらいするのにさぁ」
おっしゃるとおりで。
目に見えないモノを共有するには
想像を働かせ、音を出す。
そして、客観視できる第3の目を持つ。
それが、「聴く」ってことか。
一音だけの表現の自由度からすると
声、弦、管、
ずっと低いところにピアノがくる。
イメージしにくい、自由度低い、客観性乏しい
こんな楽器であるピアノを弾くのに
どうしたら違いが出せるだろうか?
きれいな音、正しく弾く
一音、一フレーズにこだわる
イメージするくせを作る
どれも当たり前で、でも目指す所は
細く小さな階段を登っていくような
根気が必要だ。
ちなみに娘が幼稚園のころ
「第3の目の遊び」というのを考えて
お友だちに広めていたらしい。
今年の目標は「第3の目」
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猫カフェ
2017年
2月
19日
日
今日は、午後から用事が早く終わり
「猫カフェ」に初めて行きました。
子どものころ猫を飼っていました。
かわいくて夢中になりました。
気ままな日常と
人に媚びない振る舞いは
いつも羨ましく
猫になりたいといつも思っていました。
私の部屋は二階にあり
塀から屋根をつたい
ベランダから入ってくるノラ猫を
「シロ」ちゃんと名付けて
餌付けしていました。
シロちゃんは、餌をねだりにくるのではなく
寒い冬になると暖を取りに
部屋を訪れました。
だから、夏の間はどこかを放浪し
木枯らしが吹くと
どこからかやってきます。
ある時、子猫をくわえてやってきました。
しかし、暖かくなると
いつの間か居なくなりました。
翌年には、お腹が大きいままやってきました。
部屋のベッドの奥下に
誰も近寄せず、子猫を産みました。
当然、お産はシロちゃんだけで
胎盤もすべてキレイに食べ
毛づくろいをしていました。
野生の動物です。
だから、引き締まった体に
ツヤのある毛並みがありました。
また、子猫をくわえて居なくなりました。
猫カフェの猫は
抱っこができませんが
撫でたり、じゃらしたりできます。
しかし、鼻が乾いて
毛触りもかさかさして
ぷよぷよした猫に
癒しを求めに来たのに
気の毒な気持ちになりました。
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jimdo cafe SEO対策2回目
2017年
2月
18日
土
浦和のjimdo cafeです
先月に続き、ネットのお勉強に行きました。
ネットでビジネスをする方は
様々です。
そもそも、私にとって
「ピアノ」を教える事は仕事ですが
ホームページやブログは
見えにくい教室の様子や
伝えたい思いを
少しでも生徒さんやご家族に
お知らせしたい
そんな気持ちで書いています。
今、一緒に勉強している
子どもたちが一番なのです。
そして、このような私と
ご縁があって
ピアノを弾いてみたいという方の
参考にしていただけたらと
考えています。
「知らなかった」というのは
とても残念なので
少しでも「知る」きっかけに
なると嬉しいです。
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メリフラのたね 3
2017年
2月
17日
金
→
「メリフラのたね2」へ
→
「メリフラのたね1」へ
グループレッスン修了
小学生になってからの2年間のグループレッスンが終わり
もう次のグループカリキュラムはないので
個人レッスンになりました。
相変わらず
夢見るファンタジーな子どもで
マイペースぶりに心配していましたが
そのころはお話しを作り
絵を描くのが大好きでした。
ピアノはレッスンへ行く前に
慌てて練習するか
発表会の前に特訓するくらいで
個人レッスンでは
読譜ができていないので
復習の教本を一曲ずつ弾いていました。
弾けるようになったお気に入りの
曲を
いつまでも弾いてるタイプでした。
photo by Rika
厳しく練習を強いたら
辞めてしまうだろう
ピアノを嫌いになって欲しくない
音楽を嫌いにならないで
だから、見守るだけで
心の中では、練習しない様子に
オロオロとイライラで
苦しくなるばかりでした。
まだまだ未熟な親でした。
そして、毎週綱渡りのような
レッスンに連れて行くだけの
情けない親でした。
→
「メリフラのたね4」へ
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メリフラのたね 2
2017年
2月
16日
木
→
「メリフラのたね1」へ
個人レッスンか、グループレッスンか?
娘がピアノレッスンを始めたのは
大手音楽教室のグループレッスンでした。
個人レッスンか、グループか
これは悩みどころです。
親のカンと日頃の観察で
私とは違う人格、性質を持つ彼女には
グループレッスンだと決めていました。
それとアンサンブルを核とする
グループで
どう育つか
実験してみたかった。
今、バラしてしまいましたが
怒られそうです。
弾くことより、「耳」が
育ってくれるように願っていました。
「受け身」のままで
童謡唱歌を中心に、みんなのうたや
テレビの音楽、クラシック、
なんでも
聴かせてましたが
メロディーだけでなく
ハーモニーを
分離した耳で聴けたら
と欲張った思いを抱いていました。
そんなこんなで
グループレッスンを開始しますが
大した練習もせず
毎週決まった時間に連れて行き
アッと言う間に2年が修了してしまいました。
小学一年生になる頃でしたが
弾くのはレッスンだけの
読譜があやしい状態で
果たして個人レッスンに移行できるのか?
イヤになって辞めてしまう
そんな思いが頭をかすめました。
楽譜や音符があやふやでも
鼻歌で曲を作り、
誕生日パーティーでは「式次第」まで
手作りし、司会と歌と演奏をする
ステージごっこや
幼稚園ではレッスンごっこ。
こんなにおもしろい遊びしているのに
もったいないなぁという
私の一存で
次期二年のグループレッスンを決めました。
幸い、最初のグループのお友だちと
一緒にレッスンできることになりました。
→
「メリフラのたね3」へ
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メリフラのたね 1
2017年
2月
15日
水
ピアノの先生の子どものレッスンは?
「先生のお子さんは、
先生が教えていたのですか?」
先日、雑談をしていた折
あるお母さまから聞かれました。
答えはノーです。
すべて外注です。
でも試した事もありました。
私には娘が一人おります。
育てながら、音楽教室の講師もしていました。
2歳になった時
音楽教室に2歳児コースの
グループレッスンができました。
自分自身の興味から
親子で通いました。
娘は、口から生まれたような
「おしゃべり」で
いつも歌を歌っていた子でした。
想像力が豊かで
いつもファンタジーの中を
暴走しているようでした。
3歳になって、早生まれですが
幼稚園に通い始めました。
音楽教室の3歳児コースに
入れたかったのですが、
未就園児向けだったので
園児向けグループレッスンの
4歳まで待ちました。
その年少さんの頃
手ほどきをしようと
レッスンの真似事をしました。
レッスンバッグに教本、ノート
出席帳も作って
「こんにちは!」と挨拶から
始めました。
でもうまくいかない。
興味がないのか?
空想しながら、歌を歌ったり
たまに鍵盤叩く程度なので
(本人はジャズピアノの即興演奏のつもり)
明らかに私と違う人種、タイプだと
感じて結局諦めてしまいました。
親子でも、
似る部分と
似ていない部分があるものです。
でも、少しでも音楽の美しさや
ピアノを弾く楽しさを
味わって欲しいと常々感じていました。
→
「メリフラのたね2」へ
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バレンタインと漢字練習
2017年
2月
14日
火
レッスンで、宿題?
今日は、バレンタインデー。
火曜日にやってくる六年生の
MちゃんとYちゃんから
手作りのかわいいチョコを頂きました。
二人は、仲の良い友だち同士で
いつも一緒にやってきます。
でも、
レッスンは一人ずつなので
Mちゃんからピアノを弾いてもらい
30分経ったらYちゃんに交代します。
ピアノレッスンを受けている間は
ワークをやったり
本やマンガを読んだりしてましたが
学校の宿題を持ってきても良いよ
と言ったら
いつの間にか、待ち時間は
宿題をやる時間になりました。
算数プリントや漢字練習etc
今の小学生は、宿題がたくさん。
時間の使い方も工夫が必要です。
二人ともレッスンが終わり
お迎えを待っていた時
今日レッスンした
「おもちゃのシンフォニー」を
Yちゃんが弾き始めました。
それにMちゃんが加わり
2人で一緒に弾いています。
「今度のレッスンで連弾しよう!」
ポリフォニーの部分や
カッコウの鳴き声
面白い楽器を入れたら
3人で何が出来るだろう?
ちょっとわくわくしました。
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沈黙
2017年
2月
02日
木
昨日は、映画の日。
久しぶりにシアターで映画を観た。
「沈黙」
http://chinmoku.jp/
原作は、遠藤周作先生で
私は先生の作品のファンだ。
内容は暗く重い。
小説の中の宣教師の苦悩と
葛藤が
文章よりダイレクトに伝わる。
宗教を介した対立が
長い年月を経ても
未だに無くならないことを
私たちは知っている。
信者の命を救うために
棄教するのと
信仰を貫くのと
どちらか?
人命とモラルの間で揺れる
選択に
一番「ふつうの人」だったのが
キチジロー
小説では小賢しく
宣教師の苦悩の裏に隠れていて
それはそれは
選挙前の政治家みたいな印象だったが
キチジローを演じた
窪塚洋介さんが
よかった。
まるで、大きい魚の掃除をする
共生魚のように
ひっそりと、でもしっかりと存在している。
対立、抗争の世界を生きるには
キチジローのような共生する
考え方や生き方もあると
気付かされた。
エンドロールは
様々な感情を呑み込む風音が
「音楽」になっていた。
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