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なぞがいっぱい

「どうして?」「なんで?」

Rちゃんは、3年生になったばかりです。

「どうして?」
「なんでそうなの?」
いつも会話の中で、
疑問があると私に聞いてきます。
今日は、ワークで音符名、休符名の
復習をしました。
「タンさん」や「ウンさん」ではなく
しっかり本当の名前を書きます。
習っていない漢字にも挑戦!
ト音記号やヘ音記号の名前も
ワークに書き込みます。
カタカナ混じりに
「なんで?」
ドレミ……を
日本語で言うと、ハニホ……って言ってね、
 
いろはにほへとちりぬる〜
よく知っているRちゃんです。
トってソのことなんだよ。
ほら、ソの場所から書き始めるんだよ。
 
ついでに、CDEFG……も知識注入。
アルファベットの筆記体も少し勉強。
 
わずか10分の間に
こんな密度の濃い内容をこなせます。
 
小さい頃からの繰り返し学習ですが
たくさん詰め込んだわけでなく
むしろ、好奇心が旺盛で、脱線したり
興味が向かないと見向きもしないタイプ。
 
子どもとは、そういうものです。
 
だから、四分音符だって二分音符だって
何となくリズム譜は知っていても
意味は?名前は?
なんてペーパーテスト的なことは
いつも「わかんない!」
 
でも、いろいろな場面でちゃんと
遭遇したり、将来「合点がいくため」
様々な伏線を張っておくのです。
 
今、Rちゃんの読譜がそうやって
出来つつあります。
 
小さな知識と
Rちゃんの「どうして?」と
考える力が
まさに、伸びて大きくなる時期だと
これを見逃すわけにはいきません。
 
長くレッスンに通ってきてくれるからこそ
成長のスイッチが見えるのです。
 
帰るとき
コレなぁに?なんだろう?
なんで付いてるの?
って聞かないで。
先生もわかんない。。。