「ブラームスは音楽的偏差値が高いのよ…」
昨日は、月に一度のレッスンでした。
室内楽がご縁で
やり直しピアノを
お願いしています。
やり直しというのはおこがましく
本気で、チェルニー100番と
インベンションを見ていただいてます。
毎回、発見があり
私にとっては貴重な時間です。
先月、「そろそろ曲を持ってきて」
モーツァルトのトリオばかりで
しばらく曲を弾いていませんでした。
バッハが好きですが、
「シューマンか、ブラームスはどう?」
すかさず、ブラームスの間奏曲を
選びました。
難しいですが、熟年にぴったりなのです。
若い頃は、
なかなか感じることができなかった
音楽の深みと味わい。
一度通すだけでくたくたになります。
「ヨタヨタしてるのか、
曲の解釈かワカラナイわ」
そうそう。
ヨタヨタしてるのです。
複雑な和音に、気の抜けない状態が続きます。
「ブラームスは『音楽的偏差値』が
高いのよ」
メロディー、和音、内声
からまり合い、凝縮され、
音の響き、清らかさから濁りまで
余すところなく、追求するのは
本当にレベルが高い。
あ〜衰えには、脳トレブラームス!
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