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生涯を通して音楽を学ぶ

今週の日曜日に、私が伴奏をしている

「日高混声合唱団」が参加する音楽祭があります。

 

私は、音楽祭の季節だけお邪魔していて

普段はお目にかかれないのですが

 

毎年とても楽しみにしているのです。

 

みなさん、お元気に参加されていてますが

中にはご病気されても

本番には一緒に舞台に立とうと

それこそ、生きる張り合いになっていたり

 

生活の中のうるおいだったり

 

人生の先輩には、

私が追い付けないほどの経験と

生きる知恵をお持ちです。

 

やはり先に生まれた方々は

「先生」であり

学ぶことがいつもあります。

 

音楽は、決して子ども時代だけに学ぶのではなく

生涯を通して学習する

「生涯学習」なんだなとあらためて思います。

 

午後の合唱伴奏を終えて家に帰ると

すぐさま、子どもたちのピアノのレッスンです。

 

今日の最後にやってきたのは、

中学生のMちゃん。

中間テストがあったので

2週間ぶりです。

 

部活は吹奏楽部で、

もうすぐアンサンブルコンテストがあるらしく

それに向けて練習をしているのだとか。

 

マイペースでレッスンしているのですが

内面が、かなりしっかりしてきたと感じています。

 

音楽のよもやま話に

よく耳を傾けてくれて

なるべく彼女の音楽への興味と

知識を入れるように

 

今日は、譜読みのワークが4巻まで終了したので

ワークを「楽典」にグレードアップしました。

 

内容的には、今まで少しずつ

積み上げてきた音楽の知識と

中学校音楽の教科書の内容に準じていますが

 

実は、受験用の問題集を使用しています。

 

このくらいの年齢だと

説明すれば理解が早く

 

「どうしてだと思う?」と、投げかけると

いろいろと答えを模索してくれるのです。

 

また、理解すると

音楽やピアノの興味がさらに増し、

 

知識が「考えること」への助けに

なってくれたらなと思っています。

 

それが、今日の合唱の人生の先輩方の

あるべき姿につながっていると

私は思っています。