音楽とダンスと映像と
11月４日に
日暮里のサニーホールコンサートサロンで
ボーカル、ピアノ、ダンス、
そして映像を加えた
新しい試みのコンサートに行ってきました。
スタンダードや、オリジナルの楽曲に
ふんだんなアドリブ演奏を加え
さらに、その音楽に乗って
即興的なダンスを披露します。
しかも、音と動く空間を感じ取りながら
映像も即興で次々と差し替えていく。
即興とは、
単に湧き上がる
その場的な気まぐれというより
年月をかけた奥深い技術と
知識経験の引出しの種類を駆使し
とにかく持っているものを
すべて出すのですが
ひとりならまだしも
セッションだと会話みたいに
キャッチボールをする感じです。
ところが、会話どころか
独りよがりだったり
ましてや、分野が違うメンバーが
4人も居ると
相当難しく
成り立たないものです。
一瞬を感じ取るスポーツの
チームプレーに
通じるものもありますが
もっと想像力が豊かで
ひとつ間違えると
崩壊してしまう危うさと背中合わせで
もしかしたら、
ほんとうの「ライブ感覚」
というのかな？とも感じました。
じゃあ、何を拠り所にするかと
言うと
「一緒に動く」
時間の流れかなとも思います。
会場には、車椅子の方や
ストレッチャーで寝たきりの方など
いらしていて
その「場」に居ることで
五感を刺激され
そして楽しめる瞬間のために
足を運ぶんだろうなと思います。
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